クロコダイルダンディ
おぼえてますか?
若い方はわからないかも。
今、彼がたいへんなんです。
世界中でヒットしたオーストラリア映画、“クロコダイルダンディ”シリーズ。
この映画をプロデュースし、そして自ら主演した俳優“ポール ホーガン(Paul Hogan)”、彼とオーストラリア国税局との間で果てしがなさそうな戦い(?)が続いてます。
映画の大ヒット、そしてオーストラリアをプロモートするコマーシャルにも出演し、一時はオーストラリアの顔となったポールさん。
国税側は、彼が収入の一部(一部といっても数百億単位!)を海外のタックスへブンに移し、税金をごまかしたと主張。
当のポールさんは“俺は払いすぎるくらい、税金払って国に貢献してきたヨ”と真っ向から対決姿勢。
両者の主張はまったくの平行線。
しばらく前からオーストラリアを出てアメリカに暮らしている、今や70歳になる彼。
これまでもアメリカにいる彼と国税局のやり取りがニュースになり、「きっとやましい所があるから、オーストラリアに戻ってこないんだ」、そんなことも言われていたポールさん。
今回、お母さんが亡くなり、そのお葬式のために来豪して、いざアメリカに戻ろうとしたら出国禁止の命令が出て2週間足止め。
そして先日、どんな妥協案が結ばれたのかは明かされていませんが、どうやら国税と折り合ったらしく、出国禁止も解け、今日にでもオーストラリアを出発するよう。
「後ろめたいところがあるんなら、絶対オーストラリアには帰ってこなかったヨ」
「これまでオーストラリアのためにやってきたのに、自分を疑うなんて!」
白髪になったクロコダイルダンディは不満そうです。
さてさて、どっちが正しいのかはわかりませんが、国税局、税務署、と争ってもあまり勝ち目がないのは日本と同じ。
“解釈の違い”なんて主張して、自分の名誉を守るしかない。
税金取るときは厳しく、使うときはホイホイ。
そんな税金の無駄遣いが常に批判されているのは、これも日本と同じオーストラリア。
さぁ、どんな結末を迎えるのでしょうか?
私はクロコダイルダンディの見方、です。
Hogan given permission to leave country
蒸し暑いゴールドコーストです。
私も税務署きらいです。。。クロコダイルダンディ懐かしいですね。私の世代でギリギリ知っております(^^)
> misaさま
彼くらい税務署に追いかけられるような、そんな大金持ちに一度なってみたいですね。