ゴールドコーストから片道約700キロ。
日本で比べると、東京-広島間くらいの距離になりますか。
新幹線が走っているわけでもなく、整備された綺麗な高速道路が通っているわけでもなく、
ひたすら走るだけ。
朝、空が明るくなり始めた午前5時、ゴールドコーストの自宅を出発。
オーストラリアでの長距離ドライブの最大の鉄則は、暗いうち、夜は走らない!!
これに尽きます。
ゴールドコーストの近郊でも、夜間はカンガルーなど、動物が道路に飛び出してくる恐れがあるため。
万が一、ぶつかっても大丈夫なように“カンガルーバー”はついていますが、やっぱりそれでも避けたいですから。
そんな訳で、夜明けとともに出発し、最初の2時間ほどは、ゴールドコーストから内陸に入る山道。
実は、ライトニングリッジまでの行程で、一番厳しいのがこの最初の2時間。
登り降りが結構きつい、山道を抜けるまでがたいへん。
この山道を抜けてしまえば、路面状態は悪いし道路の幅も狭いんですが、それでも上の写真のようにほとんど真っ直ぐで平坦な内陸部の運転はまだ楽なものです。
まさしくマッドマックスの世界が目の前に広がります。
制限速度110キロが遅く感じる、そんな広大な景色。
内陸部に入ったとたん、目の前に大きな雲。
気圧の谷?
前線?
案の定、いきなりの大雨。
慎重に運転すること2時間ほど。
雨もあがり、順調なペースで運転していると、
エミューの親子が道路を横切ったり、カンガルーが飛び出してきたり、体長70センチはありそうなトカゲがノロノロ歩いていたり、はては雨につられたのか、カメさんまで道路でゆったり、、、
慎重に慎重に、彼ら彼女たちをかわしながら、進んでいきます。
走ること11時間、そろそろ日が傾いてきた頃、ライトニングリッジの看板が、
“ハイウエイ”の名がつく幹線道路をはずれ、5キロほどでライトニングリッジに到着です。
自炊の出来るホリデーアパートにチェックイン。
スーパーマーケットで買出しを済ませ、その日は何もせず、次の日のために休息。
スコッチ飲んで、寝たのが9時。
さて、明日はどんな日になるのか?
つづく。。。
素晴らしい青空のゴールドコーストです