毎月、一ヶ月の締めくくりとして、近辺のレストランへ食事に行きます。
そんな打ち上げをかねた食事会は、観光でいらっしゃる皆さんへ、美味しいところをアドバイス出来るようにするためでもあります。
やはり自分達の舌で味わうことは大切ですから。
料理の質も大切ですが、やはりお店の雰囲気もとっても大切なレストラン選びのポイント。
日ごろ、店先でお客さま方と接しているスタッフ達のレストランに対する判定は、とても厳しいものです。
接客業に就いている人間は、どこへ行っても、自分が接客される時にはシビアな客になるのも当然。
食事しながら、そのレストランのスタッフの動き、注文のとり方、笑顔、姿勢をビシビシ批評していく様子を見ていると、私としてはとても嬉しくなっちゃいます。
そんなスタッフ達に評判の悪かったのが、先日行ってきた“韓国レストラン”。
まだ開店して間もないお店は、外装、内装とも、とても綺麗で、雰囲気もあるところは全員納得、そして高評価。
でも、まだ店員さん達が慣れてないのか、どうも動きがチグハグ。
注文のとり方、持ってき方、空いたお皿を下げるタイミング、
どれも何か中途半端。
まだまだ教育というか、トレーニングの必要性を感じたのも全員一致の意見。
「あと数ヶ月もすれば、もっと良くなるでしょ」
そんな“見守っていこう”的な評価。
でも、
あるひとつのことが、うちのスタッフ達の機嫌を大きく損ねてしまいました。
それは、
オーナーらしき女性の動き、そして視線。
差別するわけではありませんが、ある特定の国の方々が営んでいるレストランにありがちな光景ですが、オーナーがどうも嫌な感じ。
働いているスタッフたちのユニフォーム姿とは違う、まったくの普段着で店内をウロウロしているだけ。
自分のお店に来てくれたお客さんたちをもてなすわけでもなく、スタッフたちの動きを見ているわけでもなく、ただウロウロして、時おりこちらに鋭い視線。
何だか監視されてるみたい。
新しい設備を汚されないようになのか?
備品を盗まれないようになのか?
それとも、単純に自分の存在をアピールしたいだけなのか?
普段着だから気づかれないとも思っていらっしゃるのか?
すご~く嫌な感じ。。。
10分おきに目の前を横切って、“じろっ”と見られると、嫌でも目に入りますって。
ユニフォーム着ればよいのに。
オーナーだから着ないんでしょうか?
普段着でも良いから、もう少し笑顔でいれば良いのに。
結局、そのオーナーがレジで支払いを受ける役目のよう。
「Thank you」もなし。
ずっと怒っているような顔つきも、最後まで変わらず。
箱はこんなに良いし、働いているスタッフたちも、もう少しトレーニングは必要かもしれませんが、みんな笑顔で良いのに、
オーナー自らが、全体を台無しにしているよう。
何で気づかないんだろう?
当店の近くにもそんなレストランがあります。
オーナーご夫婦が常に一番目に付くテーブルを占領して、何するわけでもなくじっと見ている。
それだけでなく、オーナーの孫らしい子供のオムツを、そのテーブルで替えてる姿を見たことも!?
不思議ですね、自分たちは特別だとでも思ってるんでしょか?
これでは働いている他のスタッフがかわいそう。
お客さんからすれば、オーナーだろうがスタッフだろうが関係ないのに?!
もとが怒り顔の私、
自分も気をつけなくちゃ。
そんなことを実感させられた、ある韓国レストランでの出来事でした。
また雨のゴールドコーストです。