日曜日の昼下がり。
突然鳴り響く火災警報機!
「また、誰かイタズラしたんじゃない」
それでも、店の外に出て見回してみると、、、
「け、け、けむりだー!」
うちの上、二階部分から煙が出てる!
程なくして鳴り響くサイレン、そして真っ赤な頼もしい消防車。
指示に従い、我々も店を閉め(とは言っても、フロントドアを閉めるだけで、大事なオパールはそのまんま・・・・)、外に非難。
そのうち、ますます煙が濃くなったようで、あたりはまるで霧の中に入ってしまったかのよう。
煙の出ているのは、二階部分ではなく、どうやら地下のクラブから(ということは当店の真下・・・・)。
こんな昼間にクラブが営業しているわけも無く、ロックされたドア、その前に立ちすくんでいる消防士たち、そしてドアの下から吹き出る煙。。。。
のんびり、あくまでものんびりと、笑顔も見せながら話し合っている消防士たち。
“オイ、早く何とかして。”から、
“笑ってないで、何とかしろよ!!”へ、
私もイライラ。
(オパール全て置き去りですから、もし燃えてしまったら、
あぁ~・・・・)
そんな私の気持ちなど構う筈も無く、火元と思われるクラブのドアを壊し始める消防士、
あくまでものんびりと・・・・
ドアが壊され、一気に吹き出る煙、そして突入する消防士たち。
ん?
この煙、焦げ臭くないぞ?
それに、何だか煙が冷たい??
消防士たちも、最初に突入した2名ほどは、きちんと背中にボンベ背負ってたけど、そのあとは何も気にせず入っていく???
焦げ臭くない冷たい煙????
もしかして!?
思いついたとたん、、、
ホッとするやら、バカらしいやら。。。
あの“鈴木亜美”もライブをしたくらいの地下のクラブ、
当然、そんなマシーンもあるでしょ。
いまひとつ緊迫感にかけた消防士たち、
ニヤニヤしていたテレビの撮影クルー、
みんな気がついてたんだね!
そう、クラブに設置されていた、煙をだす機械“スモークマシーン”、
どうやら、それが壊れて、誰もいないクラブの中で暴走、煙を吐いていたというのが真相。
安心するとともに、どっと疲れが。
しばらくして、消防士たちも後片付けを始め、スクープ映像を撮りそこなったテレビクルーたちも去り、まわりを取り囲んでいた野次馬もいなくなり、
残されたのは、無残に壊されたドアを呆然と見つめている、やっと現れたクラブのスタッフ。。。
まぁ、本当の火事じゃなくて良かったよね。
ドアぐらいですんで、あぁ、きっと消防署からは請求書来るかもしれないけど(本当の火事じゃない場合、罰金が科せられることがあります)、良かったと思わないとね。
肩を落とした彼の後姿に、思わずそう慰めたくなりました。
消防車4台、救急車2台、警察官多数と2組のテレビクルー、そしていっぱいの野次馬、
そんな大騒動の顛末、でした。
ブログのネタ出来て、よかった!!
火の元、用心!!
えええ!!めっちゃ近!皆さんさぞ、驚かれたでしょうね。ほんと、何事もなくてよかったですけど、迷惑な話ですね!
> misaさま
まったくです。消防隊のアナタがいてくだされば・・・・。