昨晩、上陸したサイクロン。
少しずつ勢力を弱めながら、内陸に向かっています。
幸いなことに、今のところ人的な被害は報告、報道されていません。
しかし上陸地点となったタリー(TULLY)周辺では、建物の崩壊や農作物の被害は大きいようです。
ケアンズから南へ車で2時間ほどにある小さな町タリー。
この町を流れるタリー川は、ラフティング(ゴムボートでの急流くだり)で有名な場所。
きっと、思い出のある方も多いのではないでしょうか。
でも、町を抜けるとあとはサトウキビとバナナの畑が延々と続く、そんな地域です。
テレビでの報道を見る限り、こうした畑はことごとく風でなぎ倒され、その被害は甚大なものになりそう。
ただでさえ先回の洪水で値段が高騰したバナナ、
果物の王様バナナ、
しばらくは手が出そうにありません。
これからまだサイクロンの余波、高潮が予想されている沿岸地域、
そして今まさにグラウンドゼロの内陸の町々。
まだまだ終わってはいません。
今日も蒸し暑いゴールドコーストです。