オパール、特にブラックオパール、ボルダーオパールをご紹介していて感じるのは、男性のお客さまが多いこと。
一般的な宝石、例えばダイヤモンド等と違い、オパールならではのことなのかもしれません。
男性にも人気が有るのがブラックオパール、そしてボルダーオパール。
日本の男性の皆さんには、まだまだリングやペンダントを身に着けることに、ちょっとした抵抗感があるのでしょうか、ほとんどの方は、ルースを手に入れていただき、それを宝飾品に加工せず眺めているだけで幸せと言う、いわゆる“コレクター”の皆さん。
私も含めて、そうした男性“コレクター”は、集めたルースをキチンとケースに収め、それを時折取り出してはニヤニヤするのが目的。
ですが、オーストラリアはもちろん、欧米の国々、そしてインド、中東からいらっしゃる男性の皆さん方は、ジュエリーとして見に着けてオパールを楽しまれている方もたくさんいらっしゃいます。
そんな男性方に定番なのが写真のようなリング。
たっぷりとゴールドを使い、オパールを爪ではなく埋め込んでやるセッティング法。
ボリューム感とそして使いやすさ、身に着けやすさを重視した、とてもオーソドックスなデザイン。
シンプルなデザインだからこそ、オパール自体が持つ色合い、表情を存分に引き出してやることができる。
そしていろいろなアクシデントからオパールを守ってやることができる、何千年も前の時代から好まれてきたデザインです。
“宝石は女性のモノ!”
そんな風に思っている日本の男性の皆さん、
そろそろ考えを変えても良い時代ではないでしょうか?
快晴、一転雨。相変わらずなゴールドコーストの天候です。