たまには我が母国、ニッポンのおかしなところ、お話させてください。
これまで、オーストラリアやオーストラリア人のおかしなところや理解できないところ、どうかしてる“文化(?)”はご紹介してきましたが、今日は海外から見る日本の変なとこ、話してみたいと思います。
昨日のニューズ記事にあった、こんな最高裁の判決記事
“国歌斉唱時の起立命令は合憲”
皆さんもお聞き及びかとは思いますが、日本にいた時の自分がそうであったように、それほど深くは考えない方も多いのではないでしょうか?
もし同じような事が、ここオーストラリアで起きたとすれば、それも教育者が起こしたとすれば、間違いなくその教師はその職を追われるでしょうし、ものすごい非難を全国民から浴びるのは間違いないことでしょう。
自分の国の国歌や国旗に敬意を払わない人間、
それだけで、オーストラリアではきっと“村八分(ちょっと古い言い方すれば)”間違いなし。
それくらい、国旗や国歌に思い入れを持っています。
移民たちがオーストラリア国籍を取得する為に、オーストラリアの国や文化、そして国歌や旗の色なんていうことまでが問われるテストを受けなければならないこの国、いったん国民となった人たちの国旗や国歌に対する態度は一貫しています。
そうした一貫した態度を保つことで、国側も、雑多な背景や文化を持つ国民側も、なんとかひとつになっているところもあるのでしょう。
そこは日本のような“ほぼ”単一民族の国とは違うのかもしれません。
それにしても、今回のような日本人がいるのは、やはりへん!
国歌を歌うとか歌わないとか、国旗に対して敬意を払うとか払わないとか、起立するとかしないとか、そんなことは個人の自由で、それは憲法に保証されていること。
それがこうした人たちの主張なんでしょうが、国があっての憲法、そして国に守られているからこその自由のはず。
私はそう思うのですが、、、
どうも権利ばかりを主張して、義務を忘れてしまっている人たちがいるような、
そんな気がします。
今回のような国旗や国歌に関するようなこと、日本以外の国、特にオーストラリアでは考えられないこと。
そろそろ日本も過去の亡霊を振り切って、生まれ変わる時なのではないでしょうか?
しかし、そんな先生を見て、子供たちはどう思うのでしょうか??
少し心配です。
私の日本を憂うこの気持ち、皆さんはどう感じられるでしょうか?
寒いゴールドコーストです。