宝石や鉱物を評する言葉に、「美味しそう」は変でしょうか?
「あるある!」
「わかるわかる!!」
先日、日本でお目にかかった方々の中に、そう言って賛同してくださった方もいらっしゃったのですが、普通、「キレイ」や「珍しい」ですよね、宝石に対しては。
でも、私の場合、多くのオパールを見たり撮影していると、思わず口に放り込んでしまいたくなる、そんな「美味しそう」なものが時おりあるんです。
もちろん「キレイ」だったり、「珍しい」だったりもあるんですが、そのオパール全体の印象が「美味しそう」なものが存在するんです。
上の写真のボルダーオパールも、そんな口に入れそうになったうちのひとつ。
テレッとした雰囲気と、中に浮かび上がる斑の表情、そしてそのシェイプ。
絶対美味しいに決まってる、そんな印象をくれたオパール。
小粒なサイズなんですが、実際の大きさ以上の存在感と、色の出ていない“コモンオパール”のバランス、これがたまらなくそう思わせます。
もちろん指先に乗せて“コロコロ”してあげると、写真の上半分の部分に現れる“シャフパターン”や“フラッシュ”の遊色がとても目を惹く一品。
“味”だけでなく、“美しさ”でも飛び切りの娘です。
あなたには“美味しそう”に、見えませんか?
このオパールをもっと見たい方は、コチラからどうぞ。
暑いくらいの陽射し差す、今日のゴールドコーストです。