毎年、この時期になると配達されてくるコレ。
そう、電話帳です。
個人宅が掲載されている“ホワイトページ”と、日本のタウンページにあたる、事業種、職種別の番号が掲載されている“イエローページ”の立派なのが2冊、各家庭や職場に配布されます。
そんな電話帳も、オーストラリアらしさを感じさせてくれる、言ってみれば文化(?!)なのかも、、、、
写真のイエローページには、日本と同様(今でも、電話帳って日本で配布されてるんでしょうか?)様々な職種やサービスの電話番号、そして住所が掲載されています。
ネットが普及した現在でさえ、あると便利な情報源なのですが、その中にいかにもオーストラリアらしいところが、
わかりますか?
“Opals”
そう、オパールを扱うお店や業者の欄が、いかにもオーストラリア的。
“宝石店”や“宝飾店”、あるいは“ジュエラー”といった、一般的な宝飾に関わる業者さんの欄とは別に、こんなオパール業者の欄が設けられているんです。
日本の電話帳はどうだったかな?
“真珠屋さん”とか、“水晶屋さん”とか、そんな欄は個別にはないと思いますが、どうなんでしょう。
とにかく、それだけオーストラリアにとって、オパールという宝石は特別な存在。
これは嬉しいオーストラリア流。
でも、実はもっとオーストラリア流がこの中に、、、
写真では一応自分のところ以外は斜線入れてますが、ここに掲載されているお店や業者さんの大半は・・・
もうありません。
数十件のリストを見ていくと、数年前にお店を閉めてしまったところ、廃業してしまったところ、いつの間にかなくなっていたお店。
そして、今はもうその場所さえ存在しないショッピングアーケードのお店まで!
まったく調べないのかな?
以前、日本で発行されるガイドブックの情報がいかに時代遅れかをお話した事がありました。
まさに、それと一緒!!
閉店したお店、とうの昔になくなっちゃたお店
そんなのが平気で掲載されてます。
まったくいい加減!
まったくオーストラリア!!
でも、
それほど長くないリストを追っていくと、、
“OKA○AYA”の名前が!!!
そう日本の老舗デパートの名が!!!!
その店あったのは、バブルの頃ですから!!!
まったく期待を裏切らないオーストラリアっぷりです。。。
今日も晴天のゴールドコーストです。