オーストラリアの免税制度、その２。。。

先回、オーストラリアの免税ショッピングについて簡単にご紹介しました。
今日は、それもふまえて、オーストラリアでお買い物をする時に得する、ちょっとしたポイントをご紹介してみようと思います。

ポイントその１：免税店だから他より安いわけではない！
免税のご案内をしたばかりでいきなりなんですが、大手免税店から小さなお土産屋さん、そして街のスーパーまで、あらゆる種類のお店があります。例えば旅行会社のツアーでいらっしゃると、必ずお土産店や免税店、そしてオパール屋さんを紹介されますよね。海外旅行に慣れていない方は特に、「旅行会社が紹介するところだから安心、そしてお値段も安いんだろう」と思い込んで、数多ある他のお店には目もくれず、そのお店だけでお買い物をされることがありますが、ちょっと待ってください！
まず、旅行会社に紹介されるお店というのは（ご存知ですよね）、その紹介料を旅行会社へ還元しています。ざっくばらんに言ってしまえば“キックバック”というヤツ。皆さんがそのお店で使った金額の数十パーセントが旅行会社に支払われているんです。
当然、この分商品代金にも反映されていますので、一般的に言えば、こうした旅行会社と提携しているお店は“お高め”です。
例えばお土産の定番、チョコやクッキーなどお菓子類。
大手免税店など、旅行会社と提携しているお店は、商品の差別化を図るため、独自のパッケージにしてみたり、容量を変えたりしてあたかも自社商品のように販売していますが、実のところ、その中身はスーパーでも売ってるお菓子類と変わらない場合が多いんです。
当然、スーパーで買うほうがお値段も安め。ただし、お土産用ではなく一般の消費用ですから、パッケージはそれほど凝ったものではありません。中身優先、お値段優先であれば、是非現地スーパーマーケットをのぞいてみてください。
また、例えばコアラのぬいぐるみや、これまた定番カンガルー皮製品。
こちらもやはりパッケージが違っても中身は同じ（ほとんどが中国製）、ことが多々あります。あくまでも「オーストラリア製にこだわる！」という方は別ですが、中国製でかまわないのであれば、そこはやはり中国人のお店、中国系の人たちが経営するお土産屋さんをまわってみてください。大手免税店の半分！、時にはそれ以下！！で売られている場合もあります。
そうポイントの１は。やはり見てまわる、そして比べること。
ポイントその２：必ずレシートをもらう。
先回ご紹介したとおり、お買い物の金額が３００ドル以上の場合、その１０％が戻ってきます。どんなお店で買い物される場合でも、必ずレシートもらうのを忘れないでください。
「３００ドルも買い物しないからいいや。。。」
そんなふうに最初は思っていても、何度もアレだコレだと買い足しているうちに結構な金額になっていることもあります。あるお店での買い物が、最終的に計算してみると３００ドル以上になったような場合は、そのお店に、それまでのレシートを持って行き、ひとつのレシートにまとめてもらうことで免税、返金の対象になることができます（店によっては、このレシートをまとめ手くれないところ、スーパーなどもそうです、もあります）。
また、自分ひとりのお買い物がそれほど無くとも、一緒に旅行しているお友達のお買い物と合わせて計算してみてください。みんなのお買い物がトータルで３００ドルを超えるようであれば、お支払いは別々としても、レシートをひとつにまとめるよう店にお願いしましょう。どなたか代表の方に返金処理をしてもらい、日本に帰ってから、その返金された税金をそれぞれのお買い物額に合わせて山分け！！！
ポイントその３：ケチして損しない。
例えば、あなたのお買い物が２９０ドルだったとします。これでは税金は返ってきません。でもあと１０ドル何か品物を足すことによって・・・・
そうです、１０ドルくらいケチらないで、３００ドルに近いのであれば何とか３００ドルにしてください。
上の例で良くと、１０ドル足すことで免税対象となり、税金分２７ドル２７セントの返金を受けることができます。
別に必要なものでなくとも何か安いものを探し、３００ドルにしてしまうことで、その余計なものの金額以上の返金が受けられるというわけです。
お買い物の目安は３００ドル！！
忘れずに。
たかが１０％、３００ドルなら２７ドル２７セント、と馬鹿にしちゃ駄目ですよ！
２７ドルあれば、簡単なディナー楽しめますからね！！
ポイントおまけ：レストラン編
レストランによっては、“午後７時までにオーダーすると２５％オフ”なんてとこ結構あります。そんなお得なサインを見逃さずに！
ご旅行予定の皆さん、いっぱい得してオーストラリアを満喫してください！
ご質問ありましたら、どうぞご遠慮なく。
どうぞコチラも参考にしてください。