さぁ、今日も引き続きご紹介していきますよ。
ブルーとグリーンの綺麗なこのオパールです。
今日のオパールは、そんじょそこらのボルダーとはちょっと違うタイプ。
鉄鉱石の母岩にオパール層が乗っているのはまさしくボルダーオパール。
ですが、そのオパール層がとてもクリアでクリスタルなんです。
そんなクリアなオパール層に浮かび上がる、これまたクリアなブルー。
そして花を添えるグリーンの斑。
メキシコ産のウォーターオパールのような、中でうごめくような斑。
昨日のギラッとした強烈フラッシュや、マットな色合いと違って、どこまでも澄みわたり、どこまでもほのか、とっても眼に優しい表情を見せてくれます。
こうしたオパール層がクリアなボルダーオパールは時おり見かけることありますが、これも撮影の難しいタイプです。
そのオパール層のクリアさゆえ、オートフォーカスで撮影すると、ピントがどうしてもオパール層の底、母岩との境界面に合ってしまいます。
透明な水を湛える湖の水面を撮ろうとしても、あまりに水が透明な為、水底にピントが来ちゃうようなもの。
つまり、写真では母岩が目立ちすぎちゃうんですね。
これも悔しいですが、やっぱり実物にはかないません。
クリアな湖水の中、のんびりと泳ぐ魚の群れ、あるいはゆらゆらと揺れる水草。
そんな雰囲気を持った、上質なボルダーオパールです。
今日は快晴のゴールドコーストです。