昨日はキレイな色合いのオパールをご紹介しました。
オパールにとって、色は個性であり、魅力であり、全てと言っても間違いではないかもしれません。
オパールだけでなく、この世界には色が溢れ、私達の生活を文字通りカラフルなものにしてくれています。
でも、
その色を否定してしまったものがあるんです。。。。。
それは、
タバコ。
なんだ、ただのタバコ!?って言わないでください。
色のないタバコ、それはそれはさみしく、味気ないものですよ。
お話してるのはタバコのパッケージのこと。
ここオーストラリアでは、先月から法律が変わり、タバコのパッケージが統一されました。
その統一されたパッケージがコレ。
!!!!????
全てのタバコが、こんな黒と小汚いネイビー色に!
そしてこれまで以上に大きく、タバコの害を訴える強烈な写真!
(この写真のものは、一番おとなしい図柄です)
あのマルボロの赤と白も、ラッキーストライクの白地に赤丸も、キャメルのラクダちゃんも、
もうオーストラリアでは見ることができません。。。。
おちろんこれはタバコに対する規制を強めている政府の陰謀。
CMや広告が街中やメディアから消え、売場からタバコの姿が消え(オーストラリアでは店先にタバコを並べること禁止されています)、免税で持ち込めるタバコの数が減らされ、そして今やワンカートン一万円にもなるお値段 ・・・
そんな数々の仕打ちの挙句、今度はこれ。
もちろんタバコメーカーは抵抗したそうです。
彼らにしてみれば、これまで長い時間を掛けて培ってきたブランドイメージを真っ向から否定されちゃうわけですから当然。
でも、しょせんお上のやることには抵抗できません。
とうとうこんな哀れな姿に、、、、、
ここまでするんなら、もう非合法化しちゃえば!!
そんな風に言いたくなるくらい。
まぁ、いつまでたっても止められない私が悪いんですが。。。。。
あぁ、眼を閉じれば、カラフルな日本のタバコ販売機の姿が・・・・
色って大切。
薄曇のゴールドコーストです。