「今年の夏は過ごしやすいじゃん♪」
そんなふうに考えていた自分
バカでした。
とうとうやってきました。。。
南のタスマニアからビクトリア州、そしてシドニーのあるニューサウスウエールズ州と
徐々に北上してきた熱波、ヒートウェーブがゴールドコーストにも手を伸ばし始めました。
今日の気温は32度。
内陸部では40度を超えているところも!!
これから一週間ほどは、気温の高い日が続きそうです。
そして強い風。
もうブッシュファイヤー、山火事の条件が出揃っています。
日本でもニュースで伝えられていると思いますが、タスマニア州で始まったブッシュファイヤーの猛威
熱波の移動とともに、ビクトリア、そしてニューサウスウェールズと広がっています。
多くのケガ人、そして家屋の焼失
173人もの人たちが犠牲になった2009年の山火事が、オーストラリアの人々の心によみがえります。
未だに全てがコントロールできる状態になっておらず、オーストラリア全土で約400から500の山火事に消防士やボランティアが立ち向かっている現状。
ゴールドコースト、ブリスベンエリアでも、すでに山火事が発生し、今後気温の上昇と強い風により、山火事の危険性は広がっていく予想です。
2009年を境に、ここ3年ほどは雨の多い夏が続き、山火事よりも洪水の被害が多く発生したオーストラリアですが、今年はどうやら山火事の夏になりそうです。
発火の原因は、40度を超える気温と乾燥したブッシュ、そして強い風なのですが、全ての山火事が自然に発生するものではなく、その多くに人間が関わっています。
いったん山火事が発生すると、“模倣犯”とでも呼ぶべきなのか?、放火して歩くバカ者が出てきます。
また、野外での焚火なども山火事の原因となり、現在、オーストラリアの広い地域で、野外での火の使用禁止令が出されています。
焚火はもちろん、バーベキューなど火を使う行為の自宅外での禁止
山、草原での喫煙を含め、火の使用制限
違反者は懲役刑にも
それくらい厳しい制限をしても、防ぎきれないオーストラリアの山火事
この大陸の運命なのです。
朝目覚めて感じる焦げ臭さ、
アチラこちらで立ち昇る煙、
ここゴールドコースト近郊でも、これまでも幾度となく体験したこと
被害が大きくならないよう、祈るだけです。。。
暑いだけでないオーストラリア版熱波
あっちイケ。。。
外に出たくない、今日のゴールドコーストです。