ひと気のない真直ぐな、そして単調な道をひたすらドライブ、
人口数十人の町、
そんなアウトバックでの食事について
ご紹介します。。。
コンビニなんてありませんよ。。。
上の写真は、鉱山のキャンプで、友人の鉱夫が作ってくれた(作ろうとしている)男のキャンプ料理。
チキンとカボチャ、ポテトをキャンプオーブンに入れて後は炭の火力任せ料理。
今回のトリップ中で、満足した数少ない食べ物です。
車での長距離移動中は、人口数百の大きな街であれば、お決まりのコレ
マックにKFC、ジャックにレッドルースターと、選択肢はイロイロあれど、どれもこれも、、、、
値段の割りにチットも美味しくない、こんなファーストフードが常食。
でも、まだファーストフードがあるだけマシ。
内陸に入ってしまうと、そんな愛しの“M”の看板も見られなくなり、あとは決まりきった食事に。
感心するのは、オーストラリアという国、どんなに小さな町でも、たとえ人口が少ない場所でも、必ずPUB(パブ)があること!
人口がたった2人しかいないのに、パブが一軒ある町(TOOMPINEという、町と呼べるのか?)なんてとこもあったりして、「どれだけビール好きなんだよ!」と言いたくなる始末。
でも、このパブがあるおかげで、食べ物に困ることはありません。
本来はお酒を飲む場所ですが、地元の人間にとっては、社交の場であり、情報交換の場であり、時間つぶしの場であり、酒屋さんであり、コンビニであり、そしてレストランでもあります。
昼間でもビール飲んでる地元の人間
そんなパブへ足を踏み入れるのにはちょっと躊躇しちゃうかもしれませんが、ここはオーストラリア風に Good Day Mate !なんて挨拶しながらお邪魔すれば、そこそこ暖かく迎えてくれます。
そんなパブで夕食を取ることが多くなるのですが、そこはアウトバック、どこのメニューも普遍です。
パサパサの味も汁気もないローストビーフとチップス(フライドポテト)。
グリルしたチキンとチップス。。
フィッシュ(もちろん冷凍)&チップス。。。
定番Tボーンステーキとチップス。。。。
バカみたいにでかいステーキ。。。。。
これまたバカみたいにでかいバーガー。。。。。
今写真で見ても、胃が痛くなっちゃうようなメニューの数々。
時おり、「んッ!?!」と思わせるものもありますが、ほとんどが味気のないOZ風
まぁ食べさせていただけるだけマシ、贅沢は言えないんですがね。。。
今回のトリップ、一番後悔した忘れ物 ・・・・・・・お醤油。
お醤油の小瓶、アウトバックには必携!!
鉱夫たちと一緒に食べる食事は、
バラマンディ(オーストラリアで人気のお魚)のフライと豆サラダ、そしてホウレンソウの春巻き風
鉱夫の奥さんが作ってくれたコレは美味しかった ♪ 満足まんぞく。。
ソーセージと野菜、そしてマッシュポテト
彼お手製のソースが美味しゅうございました。
そして、
最初の写真の仕上がり、、、、
ちょっと炭に任せすぎちゃった結果・・・・
でも、こげを掻きとって食べたチキンは美味かった !
こんな食事と、暑さにやられてつい飲みすぎちゃうビールの結果、
全員ちょっと丸くなって、特にお腹周りが、終了したトリップでした。
コンビニも出前も、宅配ピザもないアウトバック
これは日本人にはこたえる 。。。
人口20人の町、ただ一軒のカフェにあったお知らせ、
「金曜日はピザ焼きますよ、でも1時までにオーダーしてね・・・・」
この町の人はピザ食べられるだけシアワセ。。。。
青空のゴールドコーストです。