日本の22倍の面積を持つ広大なオーストラリアの大地。
でも、オパールが採掘されるのは、ある限られたエリアだけです。
そこには、オーストラリア大陸の歴史と地底海が関係しています。
まずこの地図を見てください。
ご存知オーストラリアです。
この地図で右側中央の青く塗られている部分、この地域を“Great Artesian Basin (大鑽井盆地)”と呼びます。
この地質構造、簡単に言ってしまうと、「地下に大量の水分を持った場所」くらいの意味。
つまりこのオーストラリア大陸の23%、日本列島5個分くらいの面積を持った広大な海がその下に眠っているエリアなのです。
この地図を見て何か気が付いたあなたは素晴らしい!
オパール博士と呼ばせていただきます。
「ぜんぜんわからん。。。」
そんな方のために、上の地図に少し手を加えてみると、
赤字で主要なオパールの産地を書き込んでみました。
オパールの産地とこの地底海、不思議と重なってませんか?
それもなぜかその縁の方に重なっているような。
この地球最大の地底海と古の“エロマンガ海”
これがオパールの誕生に深く関わっているのです。
続きは次回に。。。
曇り空のゴールドコーストです。