初めての地を訪れるのは、ドキドキ、ワクワク、発見や驚きがいっぱい。
そして、それが特に外国、それもお隣、何かとスムーズにいっていないお隣の国だと、その発見も最大級!
初めて韓国を訪れて感じたこと、ポイントアウトしてみます。
あくまで個人的、、、です。
日中はほとんど仕事で、町を覗き見たのは朝夕の仕事場までの道のりと、夕食を食べた極々地元チックなレストラン、そして最終日に2時間ほど自由に歩き回れた有名な市場の風景だけ。
それでも、驚き、愕き、おどろき、そしてオドロキの連続でした。
まずは、
CAさんの命の値段は安い?
久しぶりに利用した LCC じゃないエアーライン、大韓航空の機内で。
成田-ソウル間のフライトは、ご存じのとおり2時間程度のものですから、日豪間と比べるとアッと言う間。
その短い時間で、アテンダント(CA)さんたちは大忙し。
食事を出したり、免税品を販売したりと、大活躍(!?)
まだシートベルトサインが消えてないのに、大韓航空のCAさんたちには関係なし。
そのおかげで、サインが消えたころには食事の準備はOK!
途中気流の悪いところを通過するとの機長のアナウンスの後、再び点けられたシートベルトサイン。
それでも、CAさんたちは、そんな機長の指示もどこ吹く風、悠然と食後のコーヒーを配りまわる大胆さ!
JALにしろQANTASにしろ、他のエアーラインでは、こんな仕事熱心(?)なCAさん見たことありません。
大韓航空のCAさんの命の値段は安い(のか?)。
思っていた以上に車社会であること!
もちろん世界にその名をとどろかせるメーカーのあるこちらの国、さぞ車社会が発達しているとは思っていましたが、予想以上!
広い道路に車がいっぱい
4輪はもちろん、2輪そして3輪、1輪まで、ひしめき合ってます。
それぞれ個性的なドライビングテクニックを駆使して、通行人などには目もくれずぶっ飛ばすその勇ましいお姿。
歩道も車道も関係なく、道行く歩行者を縫うように走る鉄の塊。
歩行者優先
そんな言葉はないんでしょうか?
イヤ、きっとあるはずもない。
歩道に平然と駐車されたクルマ!
歩行者信号がまだ青なのに見切り発車するオートバイ!
横断歩道にクラクションを鳴らしながら突っ込んでくるクルマ!!
実態は存じておりませんが、さぞや事故も多いことでしょう。
そんな国民総レーサーなのに、車に傷がつくのはお好きじゃないようで、よく見かけコレ。
わかりますか?
きっとピット作業(?)の時、勢い余ってドアぶつけちゃうんでしょうね。
きちんと貼られたウレタン製のクッション。
それにしても、もう少し工夫はないのか?
色も形も、みんなコレ。
韓国ではヒトより車が優先。
電車の売り子さんが独特なこと。
地下鉄に乗って驚いたこと!それは、
こんなダンディーな売り子さんがいること、
そして売っているのは、
なんと、靴下であるということ!
東京の地下鉄よりも幅広の車両を堂々と売り歩く靴下売り!
売れるんですかね?
イヤきっと売れるからやってるんでしょう。
でも、なんで靴下なのか?
ん~、非常に興味深い。
とてもアツイ人達であること。
デモの演説も、マーケットでの強引な客引きのお兄ちゃんたちも、アツイ!とにかく熱い!!
エネルギーに溢れている、よく言えばそんな感じ。
思いの外、アジアである。
もちろんアジアなんですが、日本ではもう感じることのできなくなったアジア感がいっぱい!
段ボール回収するオバちゃん
ノーヘルで走り回るバイク。
家族4人らしき、1台のバイクにまたがる姿はまるで東南アジアのよう。
まだまだ人力が大活躍!
道端に並ぶ屋台、ガラクタにしか見えないものを売る露店、そしてそれを取り巻く混沌とした空気。
圧倒的な人間のパワー。
禁煙なんて関係ないのか、そこら中でたばこを吸っているお兄さんお姉さん、おじさんおばさん、そしておじいさんおばあさん。
ポイ捨てなんて当たり前。
のどがイガイガしたら、まわりなんて構わず、、、、
今にも崩れそうな建物
だれも掃除する気配のないゴミ
ガムテープだらけの壁
洗練された都会と混沌の町が混在しながらも明確に分かれている
しいて言えば、昭和を思い出させるような、そんな国でした。
観察できたのは、ほんの限られた時間、そして場所でしたが、なかなかの体験をさせてもらいました。
レストランで出会った酔っぱらいのお父さん。
言葉はまったく通じませんでしたが、なぜか気に入られたようで、お酒おごってくれました。ありがとう。
また、今度はもう少しゆっくり観察しに行ってみたいと思います。