海外で生活をしたことのない日本の皆さん
きっと皆さんには、この国の凄さがわかっていらっしゃらないかもしれません。
先日のこと、きっと皆さんにとっては何気ないコト
でも、めっちゃ感動、感心したこと
今日は、お話させてください。
発端は先週金曜日、11月25日のこと
突然ネットがつながらなくなるハプニング発生!
さっそくNTTへ電話。
混雑しておりますというアナウンスを聞きながら待つこと5分
NTT : お待たせしました、NTTお客さまセンター、~です。 いかがしました?
私 : ネットにつながらなくなってしまったんですが、、、
NTT : それはご迷惑をおかけしております。 申し訳ありません。 それでは、まず確認 ・・・・・
状況を伝え、いろいろと電話越しに解決策を聞きながら試みるも、復旧にはいたらず。
私 : これは回線の問題ですか?
NTT : そちらのマンションまではきちんと光回線が機能しておりますので、おそらく回線ではなく、お客さまのお手元の機器にトラブルが発生したのかと ・・・
NTT : お手元のモデムとルーター一式を新しいものに交換して様子をみてみましょう。
私 : そうですか、わかりました。そうしていただけるとありがたいんですが、どれくらい時間かかりますか?
NTT : 本日の午後2時頃にはお届けできると思います。
私 : !?!
私 : 今日の2時ですか?!
NTT : 申し訳ありませんが、大急ぎで2時頃になってしまいます。
私 : イヤそれで結構です。 十分です。
まさかその日中に届くとは!!
そして午後2時に届けられた新しい機器一式。
それを交換してみると、無事に復旧、一安心。
日本のサービスってスゴイな~
あらためて感心することひとしきり。
ところが翌26日、再びネットにつながらない状態に。。。
再度、NTTへ電話
昨日からの状況を伝え、対応をお願いすると、
NTT : それでは、これから技術者を派遣しますので、午後までお待ちいただけますか?
私 : !?!
その日にヒト来ていただけるんですか?
それも土曜日だというのに??
待ちますとも!
私 : もちろん、お願いします。
NTT : それでは、ご迷惑をおかけしますが、手配しますので、しばらくお待ちください。
そして前もって電話をいただき、時間どおりに技術者の方はいらっしゃいました。
技術者 : このたびはご迷惑をおかけしまして、・・・
とっても丁寧なごあいさつをいただき、さっそく点検に取り掛かる彼。
しばらくして、
技術者 : 回線とこのマンションをつないでいる機器に故障があったようで、それを交換しました。 ご迷惑をおかけしました。
これまた丁寧な説明とご報告。
そして無事復旧したネット回線。
一連のNTTの対応
素晴らしい!
まさにこれがニッポンのサービス!!
日本に戻ってきてもうすぐ2年になりますが、まだこうした日本の日常に驚かされ、感心させられることがあります。
それでは、ここからは、もし同じことがオーストラリア、それもゴールドコーストで起こった場合、どうなるかを、経験をふまえて想像してみましょう。
================================
発端は先週金曜日、11月25日のこと
突然ネットがつながらなくなるハプニング発生!
さっそくTelstraへ電話。
混雑しておりますというアナウンスを聞きながら待たされること約 40 分
Telstra : お待たせしました、Telstraお客さまセンター、~です。 どうしました?
私 : ネットにつながらなくなってしまったんですが、、、
Telstra : 状況調べますから、電話番号教えて。
私 : ゼロナナの、、、。
Telstra : ちょっと調べてみるから待っててね。
そして回線の途切れる音
ツーツーツー
切られた!!
(わざとでないにしても、保留にするつもりで切られてしまうことが良くあります)
もう一度電話をするも、再び40分近く待つことに。。。
私 : 先ほども電話したんだけど、切れちゃったんで、~さんお願いできます?
Telstra : ちょっと彼女今手が離せないから、もう一度私に説明してくれる。
というわけで、いちからやり直し。
Telstra : ちょっと原因がわからないんだけど、技術者送ろうか?
私 : お願いします。
Telstr : えっと、一番早くて 再来週の金曜日 どう?
私 : それじゃ、2週間以上今のままで、ネット使えないってこと?
Telstra : 再来週の金曜が最短ね。 それまでの間、ADSL使えないから、普通の一般回線で使ってて。
私 : 一般回線って、普通のダイアル回線っていうこと?
Telstra : Yep!
私 : ハァ~。。。
そんなわけで、3週間ほどイライラ募るダイヤル回線状態。
そして約束の再来週の金曜日に
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
待ち人 現れず。
こんなことはザラです、ザラ。
再び振出に、、、
Telstra : おかしいわね、ちゃんと手配されてるはずなんだけど、もう一回あらためて予約する?
私 : (オイオイ、)
Telstra : 来週の木曜でどう?
私 : (ヤレヤレ、)
そして、
ピンポン!
やっと姿を現した技術者、と思しき男性。
状況を説明し、彼は点検に家の裏手へ
しばらくして、
技術者 : このエリア馴染がないから、どこにどう回線があるか わかんない なぁ。。。
(あんたにはプロとしての、技術者としてのプライド無いんか!)
技術者 : 雨降ってきたし、この辺に詳しい人、頼みなおして(キッパリ)。
私 : (はぁ・・・)それじゃ、そっちで手配してくれる。
技術者 : ちょっとそれはできないから、この番号に電話して。
私 : この番号って、最初に掛けた番号と一緒だよ。
技術者 : そうだよ、だってそこが窓口だから。
私 : ・・・・・・・・・・
もう怒る気にもなりません。
そうしてまた不毛の2週間ほどが、、、
そして、あらたにやって来た技術者によって、問題はなんとか解決!
技術者 : 直ったよ。 この間の分と、今日の出張修理と合わせて・・・・・ドルね。
オイ、直せなかった時の分まで金取るのかよ!
はぁ。。。。。。。。。。。。。。。。。。
================================
これはフィクションではありますが、ほぼ事実に則したシナリオです。
時間を守るお約束の心も
顧客サービスという概念も
存在しないオーストラリア、ゴールドコーストのクオリティ
でも、これに腹立ててたんでは暮らしていけません。
「 仕方ないね 」
そう慰め合うことしかできることはナシ。
オーストラリア人だって、このゴールドコーストの技術者だって、日本流のサービスされれば嬉しいはず!
でも、それを自分たちがやろうとは考えないところが、
オージー流!!
日本の素晴らしいところ、
これからも無くさないでほしい
そして、私自身が、こうした日本流を忘れずに、自らご提供できるように
いや~、毎日が勉強です。
今日はそんな、
“ ゴールドコーストと私のおもいで ”
ご紹介しました。
長文、駄文
お付き合いありがとうございました。
日本ってイイな。。。
参考 : オージーコネクション