不思議な表情のボルダーオパール。
「 あれ? 」
ミネラル好きなあなたは気付いたかもしれません。
「 アレに似てるぞ! 」
とても個性的なこのオパール、実はこれも珪化木、つまり樹木の化石です。
先日はライトニングリッジで発見された美しい珪化木をご紹介しましたが、今日のもまた、違った魅力と美しさを持ったオパールです。
細かく走る繊維の痕跡が、珪化木の特徴です。
そこで最初の?
どこかで見たような表情
そうです、この表情にソックリ!
手元にこれしかサンプルが無く、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、カナダで採掘されるアンモライトの表情にソックリです。
アンモナイトが美しい色合いを見せるように変化していったアンモナイト。
“ オパール化したアンモナイト ”
そんなふうに説明されることもあります。
でもこの際、
どっちが先か?
とか
どっちがどっちに似てる?
とかは関係ありません。
Quilpie近郊の荒野から採掘されたこのボルダーオパール。
虹が閉じ込められたような遊色も一級品です。
このオパールもアンモナイトも、
地球が産み出した、
悠久の時間の流れの中ではぐくまれた、
自然のもたらす宝物です。
このオパールも含めて、本日、ブラックオパールを19点、ボルダーオパールを19点、そしてクリスタルオパールを2点、それぞれルースを出品しました。
地球の歴史に思いを馳せてください。