“ Jewellers Association of Australia(JAA) ”というオーストラリアのジュエリー業界団体があります。
その JAA の活動のひとつに、盗難や強盗の情報を発信するという役割があります。
いつ、どこどこの宝飾店で、強盗事件が発生した。
とか、
盗まれたこんなジュエリー、見かけませんか?
など、JAA のメンバーに注意を喚起したり、呼びかけたりしています。
そんな JAA から、先日送られてきたこんなメール。
「このリング見かけませんか?」
結構なサイズのホワイトオパールのリングです。
ホワイトダイヤモンドとピンクダイヤモンドに取巻かれ、かなり高価そうです。
記事によると、怪しげな輩が、シドニーの宝飾店に持ち込んだのだとか。
このリングに見覚え、情報がある場合は、JAA にコンタクトしてください。
そう結ばれています。
これ以外にも、JAA のサイトには、盗まれてしまったジュエリーや、落としちゃったジュエリーの捜索願いも掲載されています。
日本にも同じような業界団体はありますが、このような活動を行っているということは聞いたことがありません。
日本とオーストラリアのマーケット規模が違いますから、同じようにはできないかもしれませんが、是非見習って、真似して欲しい思います。
日本では、宝飾店をターゲットにした強盗が、オーストラリアより少ないのかもしれません。
また、盗まれた品物が、一般の宝飾店に持ち込まれることもきっと少ないはずです。
ゴールドコーストで直営店を運営していた時は、いかにも怪しい売り込みを何度も経験しました。
もちろん、そんな怪しい人たちとは一切かかわらなかったのですが、よくもまぁ、これだけ見え見えな盗品を持ち込むもんだと、感心したことをおぼえています。
日本の治安の良さ、最近では昔ほど良いとは思えませんが、を誇るべきなのか。
それとも、それぞれの業界団体の考えの違いを指摘するのか。
あなたは、どう思います?
今日は良い天気。
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