オーストラリア、やっちまったようです。
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日本も20年ぶりに紙幣のデザインを変更すると発表されましたが、オーストラリアでも、昨年の10月に新しい紙幣が発行されました。
オーストラリアの紙幣は、デザイン的にも、紙以外の素材で作られているところなど、世界でも最新技術を駆使して作られていると、オージー自慢の紙幣です。
確かに、その技術力から、自国だけでなく、他の国々の紙幣の生産を依頼されるなど、その評判は決して自己満足のレベルではなさそうです。
でも、
先週の木曜日、ひとりの視聴者から、人気のラジオ番組に寄せられた一報がはじまり。
「50ドル紙幣にスペルのミスがあるよ」
!!
なんと、スペルミス、単語の間違いがあると!!!
オーストラリアの50ドル紙幣は、Edith Cowanという、女性として初めて国会議員になった方の肖像がデザインされています。
肖像だけでなく、上の写真の赤丸で囲んだ周辺には、国会で行った、彼女の最初の演説が、ごく小さな文字で印刷されています。
さっそく、この新しい50ドル札を引っ張り出して、確認をしてみると、
細かい文字が
もっと拡大してみると、
赤線の2か所、
RESPONSIBILTY
あちゃ~
まさに痛恨のスペルミス
RESPONSIBILITY
が正解。
RESPONSIBILTY
RESPONSIBILITY
“ I ” が抜けてしまっています。
せっかくの技術も、人間の単純なミスは防げなかったようです。
しかし、こんなのよく見つけたな。
そこまで紙幣をシゲシゲと見る習慣なんて無い私には、そっちの方が驚き!
そして、ミスを見逃してしまった造幣局の担当者
どんな思いで、このニュースを耳にしたことでしょう?
何らかの処分が、彼、彼女たちに課せられるのでしょうか?
発行元のオーストラリア中央銀行は、このスペルミスを認め、すでに流通している46百万枚は回収せず、次回の発行から修正するとしています。
印刷ミスや何らかのエラーがある硬貨や紙幣が、高値で取引されることは、よく耳にすることですが、すでにこれだけの枚数が出回ってしまった50ドル紙幣では、きっとそんなコレクターも振り向かないでしょう。
ミスは思わぬところに潜んでいる。
他人事ながら、自戒させられるおはなし。
でも、どこかオーストラリアらしくて、、、
笑っちゃいます。
Huge typo spotted on new $50 note
ボルダーオパールの原石が届きました。
現在、仕分け中。
研磨してルースにするもの。
宝飾メーカーさんに卸すもの。
そして、研磨好きの皆さんにご紹介するもの。
ここでミスはできません!
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