今回も喜んでいただけました。
冥利に尽きる、まさに私たちのやりがいです。
今回は、こんなペアのブラックオパールを、リングとペンダントにというご依頼でした。
デザインのご要望をお聞きし、それを形にするための設計図を作っていきます。
ここまでの過程でも、多くの人の“ 技 ”の結果です。
採掘をする鉱夫や研磨士はもちろん、デザイナーやCADオペレーターたちの幸運と技術の結果です。
そして実際にこれをジュエリーとして創りあげていくのが職人たちです。
まさに“ 匠の技 ”を持つ、彼ら、彼女たちの技術が作品の仕上がりを決定します。
ダイヤモンドひとつ留めるのにも、職人のセンスや技術で仕上りは違ったものに。
海外での大量生産が当たり前の時代、日本の職人技は私たちのこだわりです。
皆さんにとって、あまり目にすることのない、そんな職人の技を紹介した動画がありますので、ちょっと長いですが、お時間のある時に是非ご覧ください。
私たちが全幅の信頼を寄せている職人さんのひとりです。
今回のジュエリーも、この手が生み出した逸品です。
動画の中でもおっしゃっていましたが、やはり問題は後継者のこと。
モノづくりが海外へとシフトする中、こんなにも素晴らしい日本の技、職人魂が消滅してしまう。
もしそうなってしまうとしたら、とても悲しく残念なことです。
店頭に並ぶ美しいジュエリー。
その裏には、こうした職人さんたちの思いが込められています。
今回のご依頼をいただいた方には、直接お目にかかったことはありません。
いつか、お目にかかってお話ができる、そんな日がくることを願ってやみません。
ありがとうございました。
すべてはここから始まります。
蒸し暑くなってきましたね。
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