渡航中止、10月以降段階的解除
海外への渡航規制の緩和についてのニュースが報道されています。
来月から、段階的に新規感染者の少ない国に対する規制を一段階緩和し、“渡航中止勧告”から“不要不急の渡航自粛”へと引き下げるそうです。
その対象国の中にオーストラリアも含まれています。
3月8日に日本に来て以来約7カ月になりますが、こんなに長い期間オーストラリアを離れることはここ十数年なかったこと。
そろそろ一度オーストラリアへ戻ろうかなぁ。
いや、戻らなければというのが本音。
でもそんなに簡単、単純なことではないようです。
オーストラリア側の規制をあらためて見てみると、基本オーストラリア国民、あるいは永住者とその家族以外の入国を現時点では禁止しています。
私個人的には、オーストラリア国民を配偶者とする永住権所持者ですから入国すること自体は可能。
でも、入国者全員に14日間の検疫隔離が義務となっていますので、入国できてもそのまま隔離施設へ移され、隔離期間が終了するまで自宅へ帰ることはできません。
日本のように、入国後電車に乗って自宅で自主的隔離(?)なんて緩いものではなく、空港から州が用意した施設へバスで運ばれる徹底した隔離策がとられています。
14日間の検疫を済ませ、やっと家に戻れたとして、1週間ほどでアレヤラコレヤラやらなければならないことを済ませ、そして日本へまた戻って、今度は日本での自主検疫、、、
たった1週間のために、ひと月半くらい必要な計算に!
永久に日本に戻ってこないのであれば14日間くらい我慢できますが、お仕事いただいている関係上、日本に戻ってこなければならない身では、このひと月半はキツイ!!
入国検査の場で結果の出る検査方法が確立されるか、やはり薬ができないことには、以前のように気軽に、というのは難しいですね。
航空便もANAやJALは飛んでいますが、オーストラリアのカンタスやジェットスターは当面の間、国際線の就航を全面的に中止しています。
報道でも伝えられている通り、日本側自らが規制を緩めることで相手国の規制緩和を促すというのが、大きな最初の目的なのでしょう。
夏を迎えるオーストラリア。
オパールの採掘シーズンは間もなく終了してしまいますが、あの青空と波の音、そしてオージーたちの いい加減さ おおらかさの中へ戻れるのは、まだしばらく先になりそうです。
どこにもぶつけようのないモヤモヤ。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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