さらに3日間、計5日間精製水に浸けられたオパール。
どうなった?
やはり水が茶色っぽく変色しています。
そして黒い粉のようなゴミが、、、
基本的に蓋をしていましたので、ゴミが外から入り込むことはありません。
ということは、何らかの物質がオパールから染み出てきたんでしょうか?
取り出して観察します。
より黒くなったようです。
サンプルA:1.62 ct
サンプルB:1.58 ct
どちらも重さには大きな変化はありません。
すでに吸い切ったのでしょう。
この写真のとおり、水が色付いています。
容器の外から入り込むことはありませんので、オパールの色、染色剤が抜けた結果と考えられます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
遊色が見えなくなることは予想していましたが、染色剤がしみだしてくるとは考えていませんでした。
もっと色は固着化され、抜けることはないと何故か思っていましたので、水に色が付き始めたのを見た時は驚きました。
この実験の結果をふまえてみると、先回のリングのオパールはやはり染色処理が施されていたと推測できます。
ミネラルショーやネットのフリマサイトなどで販売されている宝石類は、ソーティングや鑑別がされていないものがほとんどです。
3,000円のものに5,000円払って鑑別書を取るか?
これも疑問ですが、販売をする側、少なくとも個人間の取引ではなく一般ユーザーへ販売する者の義務として自分で確認することの重要さを痛感しました。
己への戒めとして。。。
このままひと月ほど浸けてみます。
結果は後日!
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