今日はちょっと懐かしい、思い出深いオパールをご紹介します。
それほど大きなものではありませんでしたが、色合いのハッキリしたブラックオパールでした。
何よりも、石の中に描かれた情景が印象に残っています。
磨きあがった当初は何も感じなかったのですが、しばらくして在庫整理をしている時、このオパールの持っている光景に引き付けられたことを覚えています。
いったん気が付くと、このオパールを見るたびに広がっていくその情景。背後のストーリーまでも想像してしまうものです。
えっ、何のこと言ってるのかって?
見えませんか、このオパールの中で踊っている人達が。
両手を高く掲げ、長いドレスの裾をひらめかせながら踊っているのはきっと“フラメンコ”。
私には、口にくわえたバラまで見えてきます。
こうした情景や風景、ストーリーをその表情に持ったオパールを、“Picture Opal (ピクチャーオパール)”などと呼ぶこともあります。
これまでも“滝”や“ラクダ”、“花火”、はたまた“ET”と、いろいろなピクチャーオパールをご紹介してきました。
私と同じような情景が見える方、ぜんぜん見えない方。
まったく違ったストーリーを感じる方。
まったく何も感じない方。
人間いろいろです。
これだけ様々な表情をもつオパールならではの楽しみ方。
ダイヤモンドじゃこうは行きませんよね。
見えてきましたか?
今日も暑いゴールドコーストですが、雲行きは怪しい感じです。
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