大方の予想通り、オーストラリアの連邦選挙は労働党の勝利。
そして新しい首相の誕生です。
11年半の長期政権を担ってきた JOHN HOWARDにいささか国民が飽きてしまったのか?
それとも 50歳という若さ、新しさに賭けたのか?
第26代のオーストラリア首相となった KEAVIN RUDD。
これから日本のメディアにも登場することになるでしょう。
大方が予想していた結果となった今回の選挙ですが、まさか現職首相のJOHN HOWARD自身が議席を失うとは、自分の選挙区で新人候補に負けるとは。。。(今の時点ではまだ確定ではありませんが、大勢は決まったよう)
さぁ、これからのオーストラリアはどうなるのか?
ほぼ2大政党制といってよいオーストラリア。
政権党が変るということは、これまでの国の方針、政策がすべて変ります。
政権交代により、経済政策や外交はもちろん、内政に関しても大きな変化があるはず。
移民政策や医療制度、そして税制などなど、私たちオーストラリアで暮らす外国人にも少なからず影響があるでしょう。
遠く離れた日本の皆さんにも何らかの影響はあるはず。
小麦や牛肉、そして鉄鉱石など様々な鉱物。
オーストラリアなしでは成り立たない日本。
そしてその逆も当然のこと。
以前ご紹介した捕鯨をめぐる問題。
選挙前には、「捕鯨船の監視に軍隊を派遣する」、そんなことまで言っていたのですから。
Mr.RUDDの選挙公約の柱であった環境問題、京都議定書、水不足、そして労働者と雇用者の関係改善、はたまた公立病院の充実など医療制度改革。。。。
どれも今まさにオーストラリアがかかえている大きな問題。
これを口だけではなく実行に移し、成果をあげることができるのか?
これから彼の手腕が試されます。
青空と風が心地よいゴールドコーストです。