昨夜のTVで報道されていた“ダイヤモンド盗難騒動”。
なんでも盗まれた5カラットのブルーダイヤモンドが見つかり、犯人も逮捕された、そんなニュースでした。
5カラットのブルーダイヤモンドって?
持ってる人は持ってるんですね。
(深い)ため息、、、ハァ~。
昨年、ある個人宅から盗まれたこのダイヤモンド。
警察は質屋さんをまわり、このダイヤモンドが買い取られていないか捜査を進めていたのだそうです。
そんな中、盗まれた場所からほんの眼と鼻の先の質屋さんで、それらしきダイヤモンドを買い取ったという証言を得、売り込んできた女性を犯人として逮捕、今回の解決となったよう。
事件の顛末は、
逮捕された犯人は、病気療養中のご主人(もちろんダイヤモンドの持ち主の)を看病するため、ダイヤモンドの持ち主に雇われていた。
持ち主のバッグの中にあったダイヤモンドを持ち出し、質屋に売り払った。
質屋に売る際に身分証明書を求められ、正直に免許書を提示。
この免許書により身元を特定され、逮捕となった。
こんなことのようです。
まずビックリしたのは5カラットのブルーダイヤモンド!
そんなものがゴールドコーストにあったなんて!!
持ってる人が、それもバッグに投げ込んでおくだけ、いるなんて!!!
驚きです。
ゴールドコーストで一番のお金持ち(今回のダイヤモンドの持ち主ではありません)の資産が、日本円にして約1800億。。。。
想像を超える金額。
まさしく“あるところには ・・・・・”。
さて盗まれたダイヤモンドはどうなったか?
犯人から3万ドル(約300万円)で買い取った質屋さんは、地元の他の業者に10万ドル(1000万円)で販売、その10万ドルで買い取った所から、無事見つかり持ち主に返されたようです。
最初に買い取った質屋さんは、7万ドルの利益に大喜びだったようですが、そんなことで、受け取った10万ドルを返金しなければならなくなったうえ、自分が犯人に支払った3万ドルは戻ってこないという、天国から地獄状態。
犯人はクレジットカードの支払が滞っており、その支払をするために盗んでしまったんだそうです。
5カラットのダイヤモンド、それもブルー。
ちょっとやりとりされた金額の桁が違うような気もしますが、ニュースは写真入でそう報じていました。
私のところにも、「拾った」とか、「お祖母さんの残してくれたもの」とか言いながら、いかにも盗んできたんであろう宝石が持ち込まれることが時おりあります。
もちろんそんな出所のわからないものは買い取る気もありませんし、質屋でもないので買い取ることはありません。
でも、宝石はこんな風に表に出ないところで取引されることが多くあるのも確かです。
最初にダイヤモンドを買い取った質屋さんは、身分証明も要求し、決して間違ったことはしていないとは思いますが、それでもそれだけの品物、警察に確認もせず、欲に負けてしまったところに落とし穴があったんですね。
欲を張り過ぎるとダメ。
よ~く覚えておきましょう。
ちょっと荒れ気味のゴールドコーストです。
追伸;ご紹介した事件の内容を他の媒体で再確認したところ、どうやらブルーではないようです。
“$290,000 ring pawned dirt cheap”
そりゃそうだ、5カラットのブルーだったらこんな金額ではすみませんからね。
と言うわけで、TVのニュースまでゴールドコーストクオリティのお話でした。
おそまつ。。。