今さらながら北島選手の金メダル、素晴らしかったですね。
彼を見ていると、余計なことは口にせず、目標に向かってもくもくと努力し結果を残す。そんな印象を受けます。
今の世の中、口では大きなこと言って、行動の伴わない“BIG MOUTH”な人間が多い中、とても感動させられた彼の姿でした。
今日はそんな“BIG MOUTH”な鉱夫(?)のお話をご紹介します。
ふらりと店に入ってきた60歳前後の男性。
声をかけると、かなり訛りのキツイ英語で、自分はオパールの鉱夫だとおっしゃる。
彼の口から出た一言が火をつけた!
「JUNKを一杯持ってるね。」
私「???!!!」
“JUNK”とは“ガラクタ”と言う意味。
大切なオパールをけなされたとあっては黙ってられません。
私「どういう意味ですか?」
鉱夫(自称)「例えばこれ。こんなの採れても捨てちゃうよ。」
私「??」
鉱夫「10年もオパールにかかわっているから、何でも知ってるよ。」
私「私も20年以上オパールにかかわってますが、おっしゃってる意味がわかりませんけど?」
“20年”と聞いてちょっとひるんだ彼。態度も豹変。
鉱夫「そう、20年 ・ ・ ・ 。 」
鉱夫「このブラックオパールきれいだね(急に褒めだす)。」
私「それボルダー。」
鉱夫「えっ、ボルダーなの。」
私「そうボルダー。」
鉱夫「ボルダーは親戚が掘ってるけど。」
・ ・ ・ ・ ・ ・
鉱夫「オパール見たい?買う気ある?」
私「とりあえず見せていただけますか。」
鉱夫「そ、そうかい。じゃすぐに持ってくるよ、ボス(急に私をボス呼ばわり)」
私「すぐに?じゃ楽しみに待ってます。」
・ ・ ・ ・ ・ ・
もちろんやって来やしない。
これまで会ったこともない彼。
どこの誰なのか、本当に鉱夫なのか?
きっといろいろお店を廻ってけなしたり、自慢話したり、寂しい人なのかも?
オパールの周りには本当にいろいろな人が生息(?)しています。
大口たたいて、誰も相手にしてくれない寂しい人もたくさん。
そういえばパスコ元気かな?
そんな人たちと話をするたび、有言実行の、いやいや不言実行の人間でいようと思う自分です。
200もガンバレ!北島!
今日も肌寒いゴールドコーストです。