色合い鮮やかなこのオパールたち
オパルトン(Opalton)産のボルダーオパールです。
現在のボルダーオパール主要産地である“Winton”から120キロほど離れたところに、“Opalton”というエリアがあります。
グーグルマップで見ていただくと、まさしくアウトバック、ごく辺鄙な荒野が広がるのみで、人が暮らすには厳しい場所だということがわかって頂けるかと思います。
こんな何もない荒れ果てた場所ですが、19世紀末にオパールが発見されてから数十年の間、最も多いときで600人ほどの男たちが、一攫千金を求めて採掘をしていたボルダーオパールの一大産地でした。
彼らが集まるところ、バーができ、宿ができ、小さいながらも町が形成されていきます。
1899年には、なんと長さが3メートル、成人男性の腕ほどの太さのパイプオパールが見つかり、この大きさの記録は未だに破られていません。
運に恵まれた男たちを大金持ちにした有名な鉱区跡が、今でも残っています。
ですが自然のナリユキ上、当然いつしかオパールも掘りつくされ、現在では20人ほどの人間が、細々と採掘を続けている、そんな典型的なゴーストタウンです。
そんな廃れてしまったこの町、オパルトン産のボルダーオパール。
ブルー、グリーン、そして赤、虹、、、
素晴らしい色合い、強烈な発色、
撮影中です。
是非、皆さんにも歴史を感じていただきたい。
まもなく出品予定です!!
天気予報は雨。でも青空広がるゴールドコーストです。