日本のメディアでも話題になっているとおり、オーストラリア、特にクイーンズランド州北中部は最悪の洪水被害が発生しています。
2008年のやはり一月にも大きな被害のあった地区もあり、今回はその時を越える広い範囲、そして深刻度のよう。
何せフランスとドイツを合わせたくらいの面積が、水浸しになってしまったくらい。
山の多い、高低差のある国土を持つ日本と違い、オーストラリアは基本的にはまったいらな国。
昨年の10月あたりからひっきりなしに降り続いていた雨。
年間平均降水量の何倍もの雨が、一日で降ったエリアもあり、今回は、鉄砲水のような洪水ではなく、川の推移がジワジワ上昇した結果。
多くの人たちがクリスマス、そして年末年始を避難所で過ごさなければならなく、昨日から死者の報告も出始めています。
多くのエリアでは、最悪の状況は脱しつつあるようですが、すっかり水に使ってしまった家、車。
全てが復興するには数年掛かると予想する専門家も。
幸いここゴールドコーストはそれほど大きな被害は出ていませんが、とても人事とは考えていられない状況。
世界最大の石炭、世界第4位の小麦、、、
オーストラリアの経済、そして物価にも少なからずの影響がしばらく続くようです。
これはもちろんクイーンズランド州だけではなく、オーストラリア全土の物価上昇につながるはず。
出だしから厳しい2011年。
オパールも価格の上昇が危惧されます。
早く水が引いてくれないと、今月後半には、KING TIDESも、
西オーストラリアでは山火事、
いつもながら自然は、人間の都合良くは動いてくれません。
ゴールドコーストは晴間の目立つ一日でした。